Multimedia向けのリポジトリMedibuntuを使ってみました。ここからはUbuntuのリポジトリでは配布されていないようなもの、種々の理由で機能制限がかかっているものを外したマルチメディアのパッケージが入手できます。
リポジトリの追加は
sudo wget http://www.medibuntu.org/sources.list.d/gutsy.list -O /etc/apt/sources.list.d/medibuntu.list
wget -q http://packages.medibuntu.org/medibuntu-key.gpg -O- | sudo apt-key add - && sudo apt-get update
配布されている代表的なパッケージは
- ffmpeg -- 標準のものより使えるフォーマットが多い
- amarok -- メディアプレーヤ
- hot-babe -- CPU負荷があがって熱くなると女の子が涼しそうになる
- libdvdcss2 -- 暗号化されたDVDを視聴するためのライブラリ
- mplayer -- メディアプレーヤ
- w32codecs/w64codecs --動画などの再生用コーデック
- acroread/google earth/ibmのjava/skype等々
- xmms --音楽プレーヤ
マルチメディア関連が充実しています。skypeはバージョン1.*系ではなく2.0が入ります。ただしacrobatに関しては日本語のものを置き換えるのはまずいかもです。
特にここのffmpegはaacがエンコードできるようになっているので、入れ替えるとaacでmp4が作成できるようになります。リコンパイルなどの面倒な手続きなしでPSPやiPod用の動画を作成出来るようになります。
apt-get update
apt-get install ffmpeg libavformat1d libdvdcss2
少し前に試したpytubeを使うとYouTubeをipod向けmp4に変換出来ます。新たに試してみるとバッファアンダーフローのメッセージをはきつつflvファイルをmp4に変換できました。ffmpegを使うツールは他にもあったと思いますので、 便利になると思います。
残念ながらswfは音声はいけたものの動画部分の変換が出来ませんでした。