Linuxのエディタ比較記事の中でgeanyなるソフトウェアが紹介されていたので試してみました。
下の紹介記事自体、各種Linux向けエディタを紹介していて興味深いのですが、Javaベースのものがありません。あえてかどうか放置のようですね。
で、このgeanyですが、Ubuntuのパッケージの説明を見ると軽量IDEとあり、プログラム向けの機能が多そうです。
Ubuntuにはパッケージが入っているので、"アプリケーションの追加と削除"か"sudo apt-get install geany"で。
早速起動してファイルを開いてみると動作は軽く、起動も高速です。Cのソースを読み込むと文法の強調表示は当然として、シンボル情報をすぐにリストしてくれたりとなかなかよさげです。
IDEとはあるものの、ざっと見る限り、やはりエディタ風。日本語の入力も表示も問題なさげです。複数のテキスト文書を書いたり、プログラムを書いたりするのに便利そうです。特にWindowsなんかから移行してきた方には取っつきが良さそうです。geditに飽きたら試してみてはいかがでしょうか。
まあ古いLinuxユーザは端末にemacs or viが定番だと思います。編集中^Zでサスペンドしてシェルで作業後fg等というのは基本ですよね。IDEなんてなくても端末一枚でほとんどのことが可能です。実際私もソフトを書く場合や考え事をする場合はemacsがいいのですが、ちょこっと書きたいときや、ブラウザ連携させたい用途なども増えてきて、こういうのもありかなあと思っているところです。
画面がすっきりしているので800x600位でも使えそうです。Asus EEE PC等に合うかも知れません。後はキーバインドがWindowsライクだけでなくemacs風味に一発で変更できるといいのですけど。