まだこれを書いている時点ではJRubyの公式homeにはアナウンスが上がっていないようですが、
ZDNet早い!と驚いてしまいました。ちょっとフライング気味じゃないの笑。いいんですけど。
#もうアナウンスが出ています。
JRubyはRuby+JavaというかJavaで作られたRubyです。RubyからJavaのクラスライブラリを使ったり逆が出来たりします。こちらの記事が面白い。
JRubyを使うとどんな感じになるかというと、以下JRubyでGoogle Calendarにアクセスするサンプル。Google Calendarの公式JavaAPIのクラスライブラリを使う例です。JavaのCLASSPATHにgoogleAPIのjarを指定してjruby sample.rbなどとします。詳しくは→(Google calendarをpython/ruby/goovy/javaを使ってアクセス)
include_class 'com.google.gdata.client.calendar.CalendarService'
include_class 'com.google.gdata.data.extensions.EventFeed'
include_class 'java.net.URL'
url = URL.new('http://www.google.com/calendar/feeds/<my@account> \
/private-<magic-cookie>/full')
myService = CalendarService.new('Hoge')
myFeed = myService.getFeed(url, EventFeed)
print myFeed.getTitle().getPlainText()
結構普通にjava classが使える感じで面白いです。試した当時クラスのインポート指定の方法がイマイチだったので改善されていればいいのですが。1.0がでたらチェックしようと思っていたところ。
railsとの互換性を重視して作られているので、java+jruby+railsもいけますし、hpricotがjruby対応しているので正規表現ではなくhtmlパーザベースの強力なスクレイピングも出来ます。
rubyの高度で柔軟な機能はテストアンドトライがやりやすいので、javaを使った本格的なwebアプリとの組み合わせで相補的に使えば実用的で面白いことができそうです。