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仮想化競争のゆくえ

仮想化の話題がますます盛り上がってるようですね。
特に今はサーバの仮想化のメインを取ろうと各社しのぎを削っておられるようで、マイクロソフトもVista Homeなどの仮想化機能上での実行を禁止して水を差したりとなかなか野次馬としては楽しめます。

産総研も各種仮想化ソフトてんこ盛りのVMKNOPPIXをリリースしました。ShowCaseとしてなかなか楽しそうではないでしょうか。

さて今この界隈で最もHotなのはなんといってもLinuxカーネルに正式採用されたKVMでしょうね。おそらく今後のメインストリームになる可能性が最も高い。正直Xenは方向性を間違ったんじゃないかと思ってます。オープンにして各社のサポートを取ったのはいいのですが、カーネルに取り込まれなかったのは大きな痛手かと。

旧来のVMサポート機能のないCPUもサポートできるXenの方式はLinuxサーバメインに考えると最も好ましいと思うのですが、パッチペースではどうしても普及に問題が生じます。かなり私見が入りますが今後の方向性としては

  • VMサポートありCPUの場合KVMがベスト
  • VMサポートなしかつLinuxカーネルの場合Xen
  • それ以外はVMWareやVirtualBox、QEMUなど

こう考えるとVMサポートがない場合の他の選択肢(VMwareなど)に比べ、Xenのアドバンテージがかなり薄れます。もしXenがQEMUと連携したりしてVMサポートなしCPUの機能を向上させ、Kernelに取り込まれたら、かなりベストな解となったと思うんですが。 

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2007年03月12日 00:23に投稿されたエントリーのページです。

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