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MacPortsのmacfuse関連がfuse4xに置き換わった模様

Linux発祥のユーザ空間で走るファイルシステムのベースfuseのMacOSX版ですが、開発が止まっているmacfuseのfolkでLion, 64bitに対応したfuse4xがやっとMacPortsでまともに使えるようになったようなのでメモ。fuse4x自体はしばらく前から入っていましたが、関連するfsがmacfuseベースのままでした。今日?のアップデートでやっとfuse4xを使うようになっているようです。

全部はチェックしていませんがざっとみる限りほとんどがfuse4xに置き換わっているようなので、個人的に欲しかったencfsとmhddfsやsshfs, ext2fuse, ntfs-3g等をインストールしてみました。

sudo port selfupdate
sudo port -uc upgrade outdated
sudo port install fuse4x encfs sshfs ...

古いMacFuseやEncFS等を使っていた場合コンパイルで問題が出たりしますので、Google Codeから落としたものはまずシステム環境設定のMacFuseでuninstallを行いパネルも削除、/usr/local以下のencfsとfuse関係のファイルをきれいにしておいてください。

インストールするfsによってはboostやら色々インストールされるので時間が少々かかりますが無事インストール完了。

encfsはDropbox等のオンラインストレージと併用すると仮にサービス側のセキュリティが破られても一定のセキュリティが確保出来るので少し安心です。Linuxのものとも互換性があるので相互に比較的セキュアにデータのやり取りが出来ます。

またmhddfsはunionfsと似た機能で2つ以上のファイルシステムを重ねることが出来るので、ディスク増設時やSSDとHDDを重ねる等の使い方ができて面白いかもしれません。

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2011年09月04日 17:57に投稿されたエントリーのページです。

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