WindowsやMacOSX向けに提供されていたGoogle日本語入力がMozcという名前でOpen Sourceで公開されました。
Linux向けのバイナリはまだありませんが、ビルド方法が公開されているので早速Ubuntu 10.04にインストールしてみたのでメモ。
実はほとんど書くことがありません。上のビルドインストラクションに沿ってコマンドを叩くだけです。
- sudo apt-get install g++ python libibus-dev libcurl4-openssl-dev libssl-dev zlib1g-dev libdbus-1-dev libglib2.0-dev devscripts debhelper subversion
- 他に以下のパッケージも必要かもしれません
apt-get install libprotobuf-dev libgtest-dev - svn co http://src.chromium.org/svn/trunk/tools/depot_tools
してdepot_toolsにパスを通す - sourceのディレクトリを作成してソースをダウンロード
mkdir -p src/mozc
cd src/mozc
gclient config http://mozc.googlecode.com/svn/trunk/src
gclient sync
cd src - Debian/Ubuntuなら以下のコマンド1発で。
debuild -uc -us - 一つ上のディレクトリにdebが出来るので
dpkg -i ../ibus-mozc_0.10.288.102-1_i386.deb
等とします - ログアウトして再度ログイン
- [システム]->[iBusの設定]->[インプットメソッド]タブで[インプットメソッドの選択]プルダウンの中の日本語の項にMozcが増えているはずなので選んで追加。上に移動させる
- 適当に使ってみる
コメント (2)
こんにちは
誤 svn co http://src.chromium.org/svn/trunk/tools/depot_tool
正 svn co http://src.chromium.org/svn/trunk/tools/depot_tools
ですね(最後のsが抜けている)。ちょっとはまったのでお知らせまで。ちなみにmozc on ubuntuでの投稿です:)
投稿者: yamaz | 2010年05月13日 11:51
日時: 2010年05月13日 11:51
ご指摘ありがとうございます。
誤記を修正しました!
投稿者: yamap | 2010年05月19日 21:12
日時: 2010年05月19日 21:12