ここ最近はなんだかんだいって結局毎回Engadget本家やらのwebのライブ中継をみてしまっているApple関係のイベントですが、今回はほとんどサプライズが無い、とても普通にiPod関連のアップデートだけで終わってしまいましたね。全然Rockな感じでは無かったという印象。
というのも、なんといっても事前に情報が流れすぎているため。あれこれ噂話が出たり、予想しているのを見るのは面白いのですが、ここの所の直前のリーク合戦はなんだか異常で、Nanoなんてそのまんまの写真まで流れていて、あんまり見ないようにしていてもやはり何かと目に入ってしまいます。こんなのなら普通にプレスリリースだけで十分な気がしておもしろくなかったですねえ。
Appleによる意図的なリークなのか、生産委託した企業かサードパーティの従業員によるNDA等を無視したリークなのか 、Jobsからも今回一言Jokeとして言及あったくらいなので、ある程度目をつむっているのかわかりませんが。。。
DellやAsusなんかは自ら事前に予告や非公式な告知があったりすることもあります。こういってはなんですが技術もソフトウェアも独自性が少ないため、むしろオープンにする方が売り上げにつながる企業でしょう。定期的に製品ラインアップを更新し、各メーカほぼ横並びに近いアップデートをやっていますしね。
が、Appleは秘密主義で知られる企業。他のメーカに先駆けて、特にハードウェアそのものよりデザインやUI、ソフトウェア面で新しいコンセプトを製品に導入したり、既存の技術や製品でもセンス良く投入してくるだけに、最も注目度の高いメーカの一つ。発表会もショー的要素が高いだけに、やるならもっと徹底して内緒にしてくれないと楽しみがなくなります(笑
近々に行われると思われるMac関係のアップデート発表では是非ともあまりリークしないで欲しいですね。
まあ、ともあれ、今回の発表のまとめとしては
- iTunes8とGenius機能による自動Playlist
- iPhone/iPod touchのファームウェア v2.1でバッテリ、通話、アプリ落ちの改善
- iPod touchにスピーカが搭載された
- iPod nanoにもセンサがついて、16GB版投入
- 新しいヘッドフォン -- ドライバが2wayにも関わらず$79 (9,400円)と非常に安価
個人的に手持ちの曲が8GBでは納まらないので当面は全部入る16GBのNanoがずっと欲しかったので、買おうかどうしようか迷うところです。