ここ数年愛用してきたDellのLatitude X1ですが、HDDが60GBでは足らなくなってきました。どうにもならなくなりつつあるので80GBのHDDを入手してきました。元は東芝製のMK6006GAH、新しく手に入れたのはMK8007GAHです。換装のときはまったのでメモ。
USBケースが認識しない問題
まずは一緒に手に入れたUSBのケースにHDDを入れてPCに接続したところ、なんと認識されません。WindowsでもLiunxでも同様。別なPCでも同じ。初期不良かと思い販売店に持ち込んでみたところ、新品と交換に。
で、交換後のHDDを同じようにUSBケースに入れたところ、全く同じ現象が。。。。
どうやら初期不良ではなく、USBケース側の問題か。。。?
パーティションを切ってないとまずいのか。。。?
仕方がないのでX1にHDDを接続してみることに。DELLのPCはメンテナンスマニュアルがダウンロードできるのでさらっと読んでさくっと交換。完全にばらさないとアクセスできないようなノートPCも昔は結構ありましたが、最近は比較的簡単にメモリとHDDにはアクセスできるのが多くいいですね。保証は切れますが。
で、元の60GBをUSBケースに入れてみたところ、アクセスOK。X1をUSBブートにして、元のHDDをつないでブートしたところ多少遅いものの完璧にUbuntu 7.10が起動。これは便利。
fdiskで確認すると内部に入れた80GBのHDDもアクセスOK。パーティションを切ってmkfsしたところ無事使えている模様。販売店さんには悪いことしてしまいました。80GBを戻して試す気力がないのですが。
引越し
とりあえずddでがばっとデータ転送。60GBバイト分もあると数時間程度はかかります。
コピー後ですが、60GBそのままコピーするとフルにディスクを使った状態になるのでパーティションの操作が必要です。換装前のUSBデバイスから起動してHDDの操作を行えばいいのですが、そのままPCをブートしなおすとgrubはUSBから起動しますが、UUIDが同じためrootがUSBディスクではなくHDDになってしまいます。
そこでUSBから起動したgrub画面でeを押してカーネルのオプションをroot=UUID...とあるところをroot=/dev/sdb3等とすれば内蔵HDDからではなく外部ディスクを使って起動できます。内蔵ディスクは全くフリーな状態なのでgparted等でパーティションが自由に操作できます。(ちなみにUbuntu 7.10のgpartedではギガバイトがギビバイトにtypoがありますが笑。コメントでお教えいただきましたが、ギビバイト=2^nでのGBを明確にする単位だそうです。Wikipediaによると省略形はGiB。うん。これなら受け入れれそうだ。ご教授有難うございました。しかし...一般化するのだろうか?この言葉...)
Windowsオンリーな方でも、パーティション切りなおし等をするのに、Knoppix等のLiveCDで起動してgpartedすれば結構いけます。後、NTFSをgpartedで操作するにはntfsprogsが必要ですのでお忘れなく。
最後に
1.8inch HDDって、2.5inch HDDと比べるとどうしようもなくもっさりですが、MK8007GAHはキャッシュが8MBなのと記録密度が上がって転送速度が若干上がっているので多少速くなっているようないないような。ほんとは64GBのSSDが欲しいんですけど。
コメント (2)
ギビバイト@Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%93%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%88
Ubuntu Tips/その他/ギビバイトとメビバイト
https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Others/GibibyteMebibyte
投稿者: noyss | 2007年10月29日 00:44
日時: 2007年10月29日 00:44
noyssさん、コメントありがとうございます。
ギビバイトってちゃんとした単位なんですね。不勉強でした。またよろしくお願いします!
投稿者: yamap | 2007年10月29日 09:23
日時: 2007年10月29日 09:23