GUIベースでkernel.orgのリリースカーネルやrcカーネルをダウンロード、コンパイル、インストールしてくれるツールKernelCheck。時間がかかりそうなので試してませんがおもしろそうです。
概ね最新カーネルには新しいドライバや新しい機能、バグフィックスや改善が含まれており、出来るだけ新しいものが使いたいですが、Ubuntuの場合、カーネルのバグやセキュリティフィックスがメインで次のリリースまで新しいカーネルはお預けなのでこのツールは結構役にたちそうです。
インストール
ほとんど書くことがないくらいです。 ダウンロード、展開してセットアップするだけです。
- 開発ツールをインストール
- sourceforgeからダウンロード
http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=199755
- インストールは展開してpythonでsetupするだけです。
tar xvfz kernelcheck-xx.tar.gz
cd kernelcheck-xx
sudo python setup.py install - 実行は'kernelcheck'
kernelcheckの実行後のスクリーンショットが元ページにあるので、見ていただければ雰囲気が掴めます。GUIでカーネルを選択して実行するとダウンロードとコンフィグ、コンパイルが始まります。
アップデートのチェック等も出来るようで、便利そうです。カーネル入れ替えは問題がある場合も少なくありませんので出来ればご自分でトラブルシュート出来る方しかやって欲しくない気もしますが、ユーザの裾野がひろがるとそうも言っていられません。これなど結構簡単そうなのでいいかもしれませんね。