Google DesktopのLinux版が出たとのこと。早速Ubuntu 7.04とCentOS5にインストールしてみました。対応しているのは以下のディストリビューション。
- rpm -- Redhat/Fedora/Suse/Mandriva x86
- deb -- Debian/Ubuntu x86
コマンドラインからインストールするのは以下の手順が楽です。リポジトリにgoogleが加わります。
bash google-repo-setup.sh (CentOSではPACKAGEMANAGER=yumを先頭に付加)
インストールは全く問題なく終わり、Gnomeメニューの[アプリケーション]->[Googleデスクトップ]から起動します。コマンドラインからは'gdlinux'です。
少しおいてtopやステータスを見るとバックグラウンドでインデックス生成が無事行われているようです。ノートPCで動かしたのですが、インデックス作成中でもさほど負荷がかからずCPUクロックが低いままです。また当然ですがマウスを触るとすぐ停止するようで、特に重い感じはありません。
試しに途中で検索してみたところ、ちゃんと日本語も引っかかるようです。余りに普通に使えたので書くことがない感じですね。出たての頃のWindows版と似た印象です。Ctrlキー二回で画面中央に検索ボックスが開くところも同じです。
ちなみにデフォルトで検索対象になるのはユーザのホームディレクトリと/usr/share/info, manページです。/usr/share/docも追加したほうがいいかもしれません。
beagleは以前は重くなる不具合があってすぐアンインストールしてしまったのですが、google desktopの方は問題なさそうです。 こういう競争があるのはいいことですね。
残念なのは今回のLinux版DesktopにはGoogle Gadgetsの機能がなさそうな点です。どちらかというと検索機能より楽しみにしていたのですが。今後に期待ですね。