なぜかリリースラッシュの今週。
新進LinuxディストリビューションのUbuntuが
最新版バージョン6.10 -- Edgy Eftをリリースしました。
Fodoraに負けず劣らずの最新ソフトを搭載しています。
面白いのがリリースされたばかりのFirefox2.0が入っている点。
それとinitに代わる新しいブート用プロセスupstartというを使って起動が高速に行えるらしい点。
Ubuntuに注目しているところは単に新しいソフトが入ってるということだけではなく
レギュラーなリリースを半年ごとに行い、サポートは1.5年、
LTS版はデスクトップ3年、サーバ5年のサポートを目標とし、
2-3リリース置きにLTSを出す?とのこと。
私としてはいいペースでソフトの更新がされるなら
いつまで経っても新規リリースがなく、メインにふるーいソフトしかないdebian本家や
1年もしたらLegacyとしてバグフィックスくらいしかされなくなるFedoraより
サーバに向いているかもっていうところが良さそうです。
心配なのはubuntuが目標を達成するには1.5年で3リリース分のサポートが必要で
さらに2-3リリースおきにLTSを出すとなるとLTS自体も複数バージョンになります。
これらを全てサポートするためのリソースを確保できるかってところ。
まあ実績はこれからというところですが目標と姿勢はとても素晴らしい。
実際使ってみた感じでも評判どおり良い印象の出来ですし
Sunをはじめとしてメーカのサポートも増えてますしね。
ちなみにDL中のbittorrentの接続状況で潜在ユーザ数を見てみると
dists | Seed | Peer |
ubuntu 6.10 i386 日本語版 | 27 | 9 |
ubuntu 6.10 amd64 サーバ版 | 87 | 31 |
ubuntu 6.10 i386 デスクトップ版 | 2001 | 2290 |
fedora core6 i386 | 2768 | 3496 |
fedora core6 amd64 | 833 | 1058 |
となっています。
最もユーザが多いと思われるFedora Core6(i386)とubuntuデスクトップ版(i386)の比較では
思ったより差が少なくubuntuの健闘が窺えます。
Ubuntu本家 http://www.ubuntu.com/
Ubuntu日本 http://www.ubuntulinux.jp/