というわけでSocket939のAthlon64は早めになくなりそうなので一つ買ってみました。
Athlon64x2 4200+(2.2Ghz)というやつです。
店では仕入れ時点の価格の方が販売価格より高くて損しているとのこと。
とっとと履いてしまいたいようです。
とりあえずWindowsXPマシンに入れてみました。
Windowsは再インストールがよいとのことなのですが
起動時に自動的に認識し再起動で普通に使えているようです。
元が2Gシングルなので10%のクロックアップとx2で
2倍以上高速になったはずですが、
普通に使うにはそんなに変わった感じはしませんね(笑
予想はされたことですが速くなるというより軽くなった感じです。
Dual Coreの強み、複数のソフトを起動しても
フロントのソフトが全然重くならないのは素晴らしい。
VMwarePlayerを使ってWin2kとFedora Core5(Gnome)を起動して
DVD再生をしながらWebブラウズしても全然動画が飛びません。
以前にPen3 Dualを使っていましたが
メモリが512Mと少なくディスクのI/Fが遅いという欠点があり
MP3エンコードやコンパイルなどは高速ですが
VMwareなどのメモリに厳しいことをやらせると
それほど速くないという結果でした。
今回はメモリは2Gとそれなりに多くなり、HDDもSATAで速度もそこそこで
周辺もそれなりについてきている気がします。
これで2台PCを起動しなくてもWinとLinux両方が普通に使えそうです。
IntelもAMDもクロックアップは打ち止めで
今後はマルチコアが性能の指標となりそうです。
が、単純に速くなるクロックと違いマルチプロセッサの性能の向上の評価は難しい。
タスク次第でほとんどシングルと変わりません。
ヘビーなタスクを複数走らせる場合には有効ですが
アプリケーション1つに対してはマルチスレッド対応がないと有効活用されません。
確かに最近ではバックグラウンドで何かと走りがちではありますが
通常のデスクトップだと2つか3つもあれば十分かもしれません。
来年以降、Quadやそれ以上のメニイコア、
非対称マルチプロセッサなどが計画されているようです。
Linuxとかサーバだと有効利用しやすいですが、
どうデスクトップに持ってくるのか?
どういうことになるか楽しみです。