個人的に一日の最初に読むＨＰの１つとしてslashdot.jpがあるのですが、
日本物理学会「ニセ科学」シンポジウムという記事がありました。
"波動"、"100匹目の猿"、”マイナスイオン”、”脳内革命”などアヤシイものに対して
学者さんがどう対処しようかというシンポジウムのようです。
特に”水は全てを知っている”という、水にクラッシック音楽を聞かせたり、”ありがとう”などの紙を見せて凍らせるときれいな結晶が出来き、ヘビメタを聞かせたり”ばか”の文字をみせると汚い結晶になる、などというアヤシイを通り越してオカルトや新興宗教じみた本が小学校の教育？で使われたことがあるとの話をみてかなり驚きました。
水が言葉を見るですか。。。
音楽を聞かせると花が綺麗に咲くとか、牛が美味しくなるとかの話は、まだ話としてありかなと思うのですが、水はねえ。。。しかも紙に書いた字ですか。。。
だいたいヘビメタのどこが悪いねん！
まあ知り合いの小学校の先生に聞いてみると、そんなの知らないとのことでちょっと安心しましたが。
で、この続きで下のページに行き着きました。
水商売といっても水ではなくアルコールを売る？方々の話ではなく、
ここは"水"に関する商売、すなわち浄水器などに関しての情報が集められたページです。
ＨＰの作者である天羽さんは大学の研究者で、いかにも学者さんらしい視点での批評が楽しめます。
販売されている浄水器のうたい文句や科学的？な結果に対してコメントされており、
”活性炭を通したらろ過されきれいになる”のはＯＫでも
”活性化される”や”分子クラスター”などのアヤシイ文句や磁気などの根拠のない機能にはずばっと突っ込んでおられます。また実験結果についても再現性がない、根拠がない、誤差が大きいなどちゃんとした実験を行っていないとざくざくと切りきざんでおられます。
浄水器に興味がない自分も楽しめたので、ご一読を。(スラド風にはあれげな方向け)
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