動画再生、音楽再生、もちろん計測機器などの組込み機器等リアルタイム性の必要なシステムにおいて、レイテンシーすなわちどれだけ実行が遅れさせられるかというのは重要なポイントです。Linux kernelやシステムでそのレイテンシーを計測するソフトがインテルからリリースされたようです。
これは、その名前の通り、topライクにシステム内部での実行時間を表示してくれるものです。主に開発者向けに作られたツールのようですが、組み込み機器などで動かすことが出来れば有用な情報が取れそうですし、一般ユーザでも動画再生ツールのバッファリングなどを調整したりという指標に使えるかもしれません。またサーバ系システムでも全体の性能向上のためのチューニングや機器増設などに参考になるデータが取れそうです。
興味のある方は是非トップページとAnnouncementの ページをご覧下さい。見れば一目で自分のシステムで走らせたくなると思います。
今のところカーネルパッチが必要なので、まだ試していませんが、そのうち取り込まれるかもですね。今日のところはメモだけで。